言の葉とは
昔、どこかのお寺で見かけた言葉「言の葉」。
ことのは、と読みます。
うろ覚えですが、心の中には大きな「心」と言う名の樹があって。
そこには周りの人からや、本などから読み聞いた
「言の葉」という言葉が宿った葉が、一枚、また一枚生えてくるそうで。
その言の葉が美しい言葉であふれたならば、樹は「気」となり、その人の力となる。
汚い言葉であふれたならば樹は「鬼」となり、その人を不幸にすると言います。
なんかわかる気がしません?
最近ネットでも良く見る「誹謗中傷」。聞くだけで、読むだけで嫌な気持ちになります。まさに人を不幸にする言葉です。きっとそう言う人たちの心は「鬼」になってるんでしょうね。あー、嫌だ嫌だ聞きたくないし見たくもない。
自分が言われて、聞いて嫌な言葉は人に使ってはいけない言葉です。周りにもいませんか?いつも愚痴や人の悪口ばっかり言ってる人。
「あいつはダメだな」とか「なに調子乗ってるんだよあいつ」とか。
そう言う人たちの周りには、同じような人たちが集まり、また「鬼の言の葉」が違う人に伝染し、その人の「樹」が「鬼」となる。いい事なんてないですよね!正直、新型コロナウイルスよりもタチが悪い。だってマスクでもワクチンでも防げないんだから。
でも逆に自分が言われて嬉しい言葉ってありますよね。
例えば
- お前頑張ったな!ほんますごいよー!
- こないだは助けてくれてありがとう!嬉しかった!
とかね。ただの言葉なんだけど嬉しいですよね!
これね心が喜んでるんですね。「樹」が「気」になってるんです。
人ってほんとは難しいようで単純。
一言の言葉で幸せになれるんですもの。
だからね。
良い言葉使えば、人生楽しくなるよー!ってこと。
それをのほほん寺では書いていこうと思います。
では今回はこの辺で!ざんきち和尚でした!またね!